― 新幹線利用の具体例で、やさしく整理します ―
JR を使った移動を考えたとき、こんな不安はありませんか?
- 精神障害者手帳があるけれど、どう使えばいいのか分からない
- 新幹線は「全部半額」になると思っていたけれど、本当?
- 窓口で説明するのが不安
- ネット予約のほうが安いのか、割引を使うほうがいいのか迷う
JR の精神障害者割引は、仕組みが少しわかりにくく、「調べれば調べるほど不安になる」という声も多く聞きます。
ここでは、新幹線を利用する場合を例に、できるだけ分かりやすく整理します。
JR の精神障害者割引の基本
JR では、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方を対象に、JR 各社共通の割引制度があります。
対象となる手帳
- 精神障害者保健福祉手帳(1級・2級・3級)
- 利用時は 手帳原本の提示 が必要です
割引になるもの・ならないもの
まず一番大切なポイントです。
割引になるもの
- 乗車券(運賃)部分のみ
割引にならないもの
- 新幹線特急券
- 在来線特急券
- 指定席券
- グリーン券
つまり、「新幹線代がすべて半額になる」わけではありません。
等級ごとの割引条件
【2級・3級の方(本人のみ利用)】
- 片道 100 km 以上 の利用で適用
- 普通運賃(乗車券)が 5割引
- 介護者の割引はありません
【1級の方(介護者同伴)】
- 距離制限なし
- 本人・介護者ともに普通運賃(乗車券)が5割引
新幹線利用の具体例で見てみます
例:新大阪 → 東京(東海道新幹線・指定席)
精神障害者保健福祉手帳:2級 の場合
- 乗車券(新大阪 → 東京) 8,910円 → 4,460円(5割引)
- 新幹線指定席特急券 5,490円 → 割引なし
この場合、片道で4,450円引き、往復で8,900円引き になります。
利用できるJR会社
精神障害者割引は、以下の JR 各社で共通です。
- JR北海道
- JR東日本
- JR東海
- JR西日本
- JR四国
- JR九州
購入方法と注意点
- 原則として みどりの窓口で購入
- 以下は 割引非対応の場合があります
- ICカード
- EX予約
- スマートEX
- e5489 など
- 早割商品・他の割引との 併用不可
「ネット予約のほうが安いのでは?」と迷う方も多いですが、条件によっては割引を使わないほうが安い場合もあります。
パッケージ商品を利用する場合の注意
募集型・受注型企画旅行(いわゆるパッケージ商品)では、JR 障害者割引は 原則として個別精算扱いになります。
そのため、
- 割引を使いたい場合
- 手配方法が分からない場合
は、事前に確認しておくと安心です。
迷ったときは、一人で判断しなくて大丈夫です
- この区間は 100 km 以上になる?
- 自由席と指定席、どちらが楽で得?
- 割引とネット予約、どちらを選ぶべき?
こうした疑問は、体調・移動距離・不安の度合いによって答えが変わります。

